エビエビ辣油・開発秘話
2021年12月に「第1回 麻辣グランプリ」が開催されました。
そこで、審査員として参加して、ゆうに47個もの醤(ジャン)を実食しました。
比類になくマニアックな審査となりましたが、一つ驚いたことがあります。
47商品中、辣油はなんと28個もあったのです!
日本人が辣油を大好きなことが分かりました。
そして、多くの辣油を飲み比べした結果、S&Bさんのテーブル辣油の功績を痛感しました。
日本人が「辣油」と聞いて頭に浮かべるのは、S&Bさんのテーブル辣油でしょう。
「あの」ボトルの形すらイメージされます。
味としても完成度が高く、胡麻油を用いて日本人向けに調整した名品です。
今も市販されている辣油の大半は、胡麻油がベースになっています。
S&Bさんの与えた影響は計り知れません(※中国版の辣油である辣椒油には一般的に胡麻油を使いません)。
そして、様々な辣油に刺激を受けて、「未だかつて無い味わいの辣油」が
頭に浮かびました。辛すぎず、香りが強すぎず、あらゆる料理に合う辣油…
そのような夢のような辣油をイメージして開発したのが、【エビエビ辣油】です。
【エビエビ辣油】はエビの香りを活かすため、バランス良く辛味と香りを設計しています。
当初は陳皮(干したミカンの皮)も入れて試作しましたが、
中華だけでなく幅広い料理に使えるよう、そぎ落としました。
また、胡麻油が前面に出てこないよう、油をブレンドしています。
使い方はあなた次第!
お好みの使い方を探してみてください。
記・大谷
辣油タバスコ化計画の先兵的辣油
私、タバスコが好きでいろんなものにかけてしまいます。
一味唐辛子もそうです。この、なんにでもかけて味変が楽しめる系調味料が好きなのです。
ありそうでなかったので、刺激好きの私のラインナップに「辣油」は入っていませんでした。
これは、和洋中問わず、辛みが欲しい。味変したい。
何となく物足りない時に気軽に使える辣油として開発しました。
醤油のような辣油です。
いろんなものにドバドバかけてたくさん買ってくださいね。
記・菊池