素朴がおいしい。中国伝統菓子「湯圓(たんゆえん)」
湯圓(たんゆえん)とは、中国の伝統的な点心で、もち米の粉で作った丸い団子の事で、お湯で茹でて食べます。
暖かいシロップにつけた食べたり、砂糖湯に入れたりする場合も多いですが、
この湯圓(たんゆえん)はそのまま茹でて食べたり、ゆで汁に浮かべたりしてそのままお召し上がりください。
素材もシンプル。メインは「もち米、すりごま、砂糖」です。
胡麻がたっぷりのシンプルなおいしさ。そして、豚脂を入れることで
濃厚なコクを出しています。この豚脂を入れるのは中国スイーツの特徴でもあるのです。
おしゃれなスイーツ化しつつある「湯圓」ですが、素朴な元祖湯圓も飽きないおいしさがありますので、
お試しくださいませ。
そもそも、点心とは?
餃子や焼売など日本でもおなじみの料理はジャンルとして「点心」に含まれます。
点心とは中国で「軽食・間食」の意味で、焼売や肉まんなど食事的な物から、甘いものまで広い範囲の「ちょっとたべれるもの」を表す名前です。
ちなみに、似た言葉で「飲茶(ヤムチャ)」という言葉もありますが、これは料理名ではなくお茶を飲みながら点心を食べる広東省などの食事の習慣の事です。点心には甘い、甜点心(ティエンティエンシン)としょっぱい鹹点心(シエンティエンシン)があります。
普通の冷凍点心と混同するなかれ!すべて、手作りなのが味坊クオリティ。
このような、冷凍商品は大体機械で作られていますが、味坊集団では、中国より招聘したプロの麺点師(餃子や焼売の専門家)が
一つ一つ「手作り」で点心を包んでいます。
機械で一律に作ると味は一定しますが、その時の湿度や温度や生地の具合や具材の水分量や、特徴など微妙な調整が出来ず、本当に美味しいい点心にはなりません。
機械で一気に作ったほうが楽で経費もかからないのですが、ここは敢えてプロ麺点師の熟練と技を皆様に感じていただきたいと思い、手作りにこだわりました。